全国 巨大ショッピングセンターマップ
店舗面積ランキング・系列フィルター付き 全国可視化
出典:各社IR・公式サイト・国交省資料をもとにリバベル集計
日本最大のイオンレイクタウン(埼玉県越谷市・約22万㎡)を筆頭に、大型ショッピングセンターは全国各地に点在しています。イオン系が圧倒的な件数を誇る一方、三井系は都市近郊での差別化、イズミ系(ゆめタウン)は西日本に特化した展開を続けています。本マップでは約80施設の店舗面積・系列・立地を可視化しました。
日本最大は埼玉県越谷市 — 東京ドームの約4.7倍
日本最大のショッピングセンターは埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで、 店舗面積は約22万㎡(東京ドーム約4.7個分)。 2008年の開業以来、全国ランキング1位を維持し続けています。 2位は千葉市のイオンモール幕張新都心(約19.7万㎡)、 3位は船橋市のららぽーとTOKYO-BAY(約17万㎡)と、上位3施設はすべて首都圏東側エリアに集中しています。
10万㎡以上の「超大型」施設は全国に8施設存在し、 そのうちイオン系が6施設を占めます。 三井系ではダイバーシティ東京プラザ(江東区・約10万㎡)と 三井アウトレットパーク御殿場(静岡・約9.7万㎡)が入っています。
イオン系の「全国網羅」戦略
イオンモールは北海道・旭川から沖縄・北谷町まで、人口10万人以上の都市ほぼ全てをカバーする全国型SCの代表格です。 本データの約80施設のうち50施設超がイオン系で、系列別件数ではダントツの1位です。
- ·モデル: 郊外立地・大型駐車場・GMS(総合スーパー)+専門店モール
- ·強み: スケールメリット・PB「トップバリュ」・グループ内テナントの優先誘致
- ·弱み: 施設の均質化・都市中心部への対応の遅れ
三井系(ららぽーと)の「都市近郊型」差別化
三井不動産が展開するららぽーとシリーズは、 鉄道沿線・駅近・都市近郊に特化した立地戦略で差別化しています。 ららぽーとTOKYO-BAYは1981年開業の先駆けで、 現在は全国15拠点以上に展開しています。
近年は「LaLa Terrace(ならテラス)」(コンパクト都市型)ブランドも展開し、 都市再開発プロジェクトとの連携を強化。 ダイバーシティ東京プラザ・ラゾーナ川崎など大型複合施設も同系列です。
イズミ系(ゆめタウン)の「西日本特化」
イズミ(ゆめタウン)は西日本9県を中心に展開するリージョナルSC大手です。 広島・福岡・香川・長崎・熊本などを核に、地元密着型の商圏を形成しています。
マップ上では中国・四国・九州地方にゆめタウンのアイコンが集中しており、 関東・東北・北海道にはほぼ存在しません。 この「棲み分け」はイオン系との競合を避けた結果でもあります。
三菱地所系のアウトレット・複合型
三菱地所はエキスポシティ(大阪・吹田)、りんくうプレミアムアウトレット(大阪・泉佐野)、 マークイズみなとみらい(横浜)、コクーンシティ(埼玉)などを運営します。 特にアウトレットモール(りんくう・三田プレミアムなど)は 非日常体験型の商業施設として単価の高い消費を引き込む戦略です。
IKEA Japan — 都市型と郊外型の両軸戦略
IKEAは2006年に港北・鶴浜・長久手・福岡新宮の4店舗で日本再上陸を果たし、現在全国12店舗を展開しています。 旗艦店の港北・鶴浜・立川・神戸は各約4万㎡の大型郊外型ですが、 2020年代に入ってから原宿(3,500㎡)・渋谷(2,500㎡)・新宿(4,800㎡)と都心小型フォーマットを矢継ぎ早に出店。 歩いて行けるIKEAとして若年・単身層へのリーチを拡大しています。
- ·郊外大型(3万㎡以上): 港北・鶴浜・立川・神戸・福岡新宮 — 家族客・車来店前提
- ·中型(2〜3万㎡): 長久手・仙台・広島 — 地方中核都市モデル
- ·都心小型(〜1万㎡): 原宿・渋谷・新宿・前橋 — 駅近・徒歩圏・若年層獲得
コストコ Japan — 倉庫型BJ均一モデルの拡張
コストコは1999年に幸手・多摩境・金沢シーサイドの3店舗で日本に参入し、現在全国27倉庫店を展開しています。 各店舗は標準的な倉庫型で約1〜1.6万㎡と均一サイズ。 郊外の幹線道路沿いに位置し、大駐車場・大容量パッケージ・年会費制という一貫したモデルを維持しています。
地域別では神奈川・埼玉に集中(計9店舗)しており、首都圏の郊外ベルト地帯を厚くカバー。 2019〜2023年は仙台泉・京都八幡・守山・大阪鶴見・松本・高松など地方都市への出店が続き、年間1〜2店のペースで純増しています。
アウトレットモール — 御殿場が圧倒的首位、全国32施設
国内最大のアウトレットモールは静岡県御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレットで、 面積約9.7万㎡(東京ドーム約2個分)。 富士山を望む非日常的な立地と900以上のブランドで年間1,000万人超の来場者を集めます。
国内のアウトレットモールは現在32施設(本データ集計)。 5万㎡以上の大型施設が10施設あり、 軽井沢・プリンス(6.2万㎡)、りんくうプレミアム(7.6万㎡)、 ジャズドリーム長島(7万㎡)が上位を占めます。 2022〜2025年にかけてふかや花園・THE OUTLETS KITAKYUSHU・大阪門真・岡崎など 新規開業が相次いでおり、大型モールの出店競争は継続中です。
- ·御殿場プレミアム・アウトレット(静岡): 9.7万㎡ — 国内最大
- ·りんくうプレミアム・アウトレット(大阪): 7.6万㎡ — 関西最大
- ·三井アウトレットパーク 木更津(千葉): 8.9万㎡ — 関東No.1規模
- ·2022年以降の新規開業: ふかや花園・北九州・大阪門真・岡崎 など
ダッシュボードの使い方
- ·【全国SCマップ】タブで日本地図を表示。円の大きさが面積、色が系列(赤=イオン系、青=三井系 など)
- ·【系列フィルター】コントロールバーのボタンで系列を絞り込み。左上のランキングパネルも連動
- ·【IKEA&コストコ&アウトレット】タブでは3ブランドを色別(水色・赤・黄緑)に可視化。左パネルに面積バーチャート、下部に面積分布ヒストグラム
- ·【ホバー】各円にマウスを乗せると施設名・面積・開業年を表示
- ·【凡例】右下パネルで色・サイズの基準を確認可能
出典:各社IR資料・公式サイト・国交省資料をもとにリバベル都市開発研究所が集計・整理(2024〜2025年)
店舗面積は「売場面積」または「テナント面積」ベース。施設により算定基準が異なる場合があります
SCマップ: 約104施設。IKEA 12店・コストコ 27店・アウトレット 32施設を収録
データに誤りが含まれる場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください